作 法

依頼が多かったので、記載しますが、もし、間違いがあればお知らせ下さい。

「他者を気遣う」という気持ちを所作として形式化し、わかりやすくしたものが形式としてのマナーです。そして古今東西を問わず、もっとも悪いマナーは、マナーにうるさいことである。
海外で食事をする際は、「郷に入っては郷に従え」との諺どおり、現地のマナーに従うことが望ましい。

下記は基本で、国や男女・立場・場面によって変わるので、基本を基に自分流を考えて下さい。
                                                (典礼院照見)
パブリックマナー(公共のマナー)
エレベーターは利用階まで来るのを待っている間、ドアの正面で待つのではなく、横に立って降りる立場の邪魔をしないようにする。
レディーファースト: 欧米諸国、特にイギリスやフランスから伝わったマナー。
女性をエスコートする際、さまざまな場面で尊重したり、危険から守るなどして扱うこと。
携帯電話は、レストランや公共の場所においては電源を切るかマナーモードにしておく。

箸の持ち方に関する嫌い箸
1.握り箸:二本の箸を鷲づかみにして食事に使う所作。
古来、食事の途中で握り箸の形に持ち替える行為は攻撃の準備と見なされるものであったことから、今日においても受け容れられない。
2.返し箸・逆さ箸:複数人で食べる料理を個に取り分ける際、箸を上下逆さにして用いる所作。
取り箸を使うのがマナーである。
3.慶事用の箸:両端を細くしてあるが、これは神仏と食事を共にするという信仰的意義が籠められた造形であって、逆さにして使うために作られたものではない。

中国・朝鮮・日本は同じ火食文化圏に属するが、箸と匙を併用する中国や韓国の文化に取り箸(盛り合わせ料理や複数人で食べる鍋料理などから個に取り分けるために使われる、専用の箸)は存在せず、全てが直箸(じかばし)であり、箸のみを使う文化圏にある日本における直箸のタブーは、中国や韓国では成り立たない。

訪問
人が家庭を訪ねるということは、その目的や相手との関係によって、その場の状況に合った心遣いや振舞いが必要になります。感謝を込めた出迎え方があり、快く迎えていただけることへの感謝を表す作法があります。訪問に際しては必ず事前に予約をしておくことが、よそのお宅を訪ねるときの最初のマナーです。訪問の約束は、こちらの都合で一方的に決めるのでなく、先方の都合に合わせて日時を決めます。先方の都合や急用、あるいは食事に誘われたのでもない限りは、早朝、深夜、食事時は避け、訪問時間は長くても1時間程度にするのが礼儀です。急用で突然訪問しなければならない場合でも、電話を入れて、訪問する旨を伝えておきます。訪問したら、まず、突然の訪問のお詫びをしてから、用件を伝えるようにしましょう。
玄関での作法
訪問先についたら、玄関前でマフラーや帽子、手袋などは取っておきます。服装や髪の乱れなどを軽く整えてからブザーを鳴らします。30秒くらいしても返事がないようでしたら、静かに、短くもう一度鳴らします。何度も続けて鳴らすのは控えましょう。
玄関先で失礼する場合は、訪問のあいさつをし、用件を要領よく話して辞去します。部屋へあがる場合は、玄関では簡単なあいさつをし、部屋へ入ってから用件を話すようにします。客を迎える側の作法は、ブザーが聞こえたら早く玄関に出て戸を開けて差し上げます。戸を開けながら1〜2歩後ろに下がり、通りやすいようにします。簡単なあいさつの後、中へ入っていただきます。部屋へあがるときには、「おあがりください」とすすめられてから、前向きのまま履物を脱いであがり、相手に背を向けないようにひざをついて、脱いだ履物の向きを変えます。履物をそろえて上がるのは良いのですが、後ろ向きになって履物を脱ぐような不躾(ぶしつけ)なことはしないようにしましょう。玄関内での礼は、立礼だったら浅い礼、座礼だったら指建礼(しけんれい)から折手礼(せっしゅれい)がよいでしょう。コートや手荷物は、玄関の上がり口の隅に置き、部屋に持ち込むものは貴重品の入ったバックと手土産だけにします。手土産は、魚やアイスクリームなど、すぐに冷やした方が良いもの、泥付き野菜や生花など、水や土で部屋を汚す心配があるものは、訳を話して、玄関で早々に渡すようにします。菓子折りなどを持参したときでも、先客が部屋にいる場合は、玄関で渡す方がスマートです。

座礼の仕方
座礼の仕方には3つあります。最敬礼、敬礼、会釈です。
最敬礼
最も丁寧なお辞儀を最敬礼と言います。膝頭10pの所に指先を合わせて状態を深々と曲げます。
敬礼
一般的な普通のお辞儀で、両指先を離して、ハの字に畳につき上体を30度くらいにたおします。
会釈
指先を畳につき、上体は45度くらいにたおします。

立礼の仕方
立礼も座礼と基本的には同じです。
最敬礼
両手の指先が膝頭にとどくぐらいまでに上体を曲げます。
敬礼
これは普通のお辞儀で、手のひらがももの中央につくぐらいに上体を曲げます。
会釈
上体を15度ぐらい、浅く曲げますが、このときに頭だけ曲がらないように注意しよう。

和室の作法
和室での立ち居振舞いには、古くからのしきたりと作法があります。現在では、和室だけの生活も少なくなり、和室での作法に対する意識も薄れてきていますが、日本人の作法として心得ておきたいものです。 和室での立ち居振舞いのポイントとなるのは、部屋のふすまの開け閉め、室内の座る位置、座布団の作法、膝行(しっこう)、膝退(しったい)の作法などです。

上座と下座
和室の場合、上座は床の間を背にした場所です。床の間は、室町時代は寺院で仏画や仏具を飾り礼拝していたところです。一般に普及したのは、桃山時代から江戸時代の初期の頃といわれています。正式な構えの日本間は、部屋の奥の中央に床の間があります。床の間を背にした位置がもっとも上位の席です。床の間が、向かって右にある部屋の作りを「本勝手」、向って左にある部屋の造りを「逆勝手」といいます。いずれの場合でも、床の間を側面にした位置が上座です。床の間のない部屋では、もっとも奥まったところで、人の出入りが気にならず、庭が見える位置が上座です。いくら上座といっても壁と向き合う殺風景なところでは失礼にあたります。明るく清潔で、落ち着く席を上座に設定しましょう。

席順のきまり
改まった席で、自分がどこに座ればよいのかは、気を遣うひとつです。現在は昔のようにしきたりを意識しなくてもかまわないとは言うものの、遅れて来た目下の人が、いきなり床の間の前に座るのはあまりにも非常識です。だからといって、謙虚な態度がよいとばかりに、主人側のすすめも聞かずに、下座に陣取ってしまうのも、接客する側にとっての迷惑になります。お茶だお菓子だと出入りのたび毎に「前を失礼します」と声をかけなくてはならないので、非常に煩わしいことになります。和室の上座と下座は、床の間を出入口の位置を基準にして決められますので、部屋に案内されたとき、上座をすすめられたらそれに従いますが、指示がない限りは、まず、入口近くの下座に座ります。状況を考えたうえで、座る位置を選びましょう。

ふすまの開け閉め
ふすまの開け閉めは3度の動作に分かれています。両方の手を使って開け閉めすれば、静かで滑らかです。うしろ手や片手で一気に開け閉めをしようとすると、無理な姿勢から手加減がわからず大きな音をたててしまいかねません。和室での動作は丁寧に、静かにが基本です。正式には、ふすまは正座をして開け閉めします。現在は、和洋折衷の造りの家が増えています。よほど正式な席でなければ、立ったまま開け閉めするのが普通になっています。きっちり3度に分けての動作も時と場合を選ばないと、いやみに受け取られたり、相手を驚かせたりすることもありますので、注意しましょう。しかし、正式な作法を心得ておくに越したことはありません。
*座って開け閉めする場合
(1)ふすまの前で正座をします。柱側の手をふすまの取っ手にかけて少し開けます。使わない方の手は、ひざの上におきます。
(2)ふすまの縁に沿って床から15cmほどまでおろした手で、身体の中央まで開けます。
(3)反対の手にかえて身体が楽に通れるところまで開けます。
(4)膝行(しっこう)して部屋に入ったら、身体の向きを変えて、開けてあるふすまの下の部分を逆手に取り、身体の中央まで閉めます。敷居を踏まない。

和室の歩き方
和室を歩くときは、畳の短い側を3歩で長い側は6歩程の歩幅(前と後ろの足の隙間が10センチ位)で歩きます。つま先に力を入れ、つまさきから着き、すり足で歩きます。後ろ足は伸ばし、着物などの和服の動きはやや内股に。ここで足に気をとられて、上体が前かがみにならないように注意しましょう。キビキビと機敏に体を動かし、且つ優雅に歩く姿は本当に美しく恰好が良いです。
■男女や身長により多少は違いますから、自分で修正する事。

畳を歩くときの注意点
畳の上を歩くときは、畳の敷居やへりを踏まないようにしましょう。これは、畳を傷めないことへの気配りからくるマナーです。

座布団の作法
部屋には、あらかじめ座布団が用意されているのが普通です。しかし、入室しても、あいさつがすむまでは座布団に座らず、下座のほうで畳の上に座って控えています。ただし、案内の人にすすめられたら、遠慮しないで座ります、その際は、相手が入室してきたところで、座布団から下りてあいさつをし、そのあと改めて座布団に座り直します。座布団に座るときは、自分の方へ座布団を引き寄せては行けません、座布団は洋間でたとえるならば、応接セットと同じ物ですから自分で勝手に位置を決めるのは主人側に失礼です。また、座布団の上に立って足の裏で踏んでから座ってもいけません。座布団へは、下座側から入るのが基本ですが、座布団がきっちり敷きつめられていて横に空きがないときは、座布団の後ろから入ります。まず正座をしてから跪座(きざ)の姿勢になります、軽く腰を浮かして膝行(しっこう)します。座布団のへりまで足指先がきたら、ややかがんで手をそろえ、静かに座布団に腰を進めて正座します。
座布団から下りるときは、座り方と逆の手順です。両手を座布団について、足からおります。

膝行・膝退(しっこう・しったい)の作法
膝(ひざ)で進むことを膝行(しっこう)といいます。相手の前で少しの距離を、立ったり座ったりしては失礼な場合に膝行します。両手を握り、親指の爪を立てるようにしてひざ先のわきに置き、両手に力を込めて、からだを支え、ひざ先をわずかに浮かせて進みます。後退する場合も同じです。物を持っての膝行は、跪座(きざ)の姿勢から片ひざを立て、足指に力を込めて床を押すようにして進みます。同時に逆側の膝を立て、同様に進みます。物が揺れないよう、上体をしっかり据えるために、膝を立てすぎないよう注意します。

もてなしの心
もてなしの作法には、いろいろと細かい決まりがありますが、現在ではあまりこだわらなくなってきました。お客様を心から歓迎し、リラックスしてもらえるようもてなすのがいちばん大切です。掃除は効率よく、できれば前日までにすませておきたいものです。とくに大切なのが、お客様を通す部屋・トイレ・洗面所・玄関で、その家の印象が決まってしまうと言われているくらい重要な場所です。家族の私物は片づけておきます。茶器とお茶菓子の用意、部屋の空気を入れ替え、お香を焚いたり、香りの良い生け花を飾るのも気の利いた歓迎方法です。夏なら冷房を入れ、冬なら暖房を入れ、室内の温度を快適にしておきます。わざわざいらして下さるお客様に、清潔で快適な空間を提供し、楽しいひとときを過して頂くのが、もてなしの基本です。


喪について

死去後どの位の間喪に服するか、またどのようなことについて制限を与えるかということについては死者との縁故関係や宗派によって大きく異なり、また制限期間に関しても宗派や物事によって異なります。
日本火消し保存会としての対応:諸説ありますが、服喪期間は初七日迄の一週間です。

 

             hikeshi@nihonhikeshihozonkai.org

         ”でいなせな火消し皆様も一緒に楽しんでください。

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